糖尿病対策センター
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研究内容

筋肉細胞・脂肪細胞におけるインスリン作用のメカニズムの解析

筋肉細胞・脂肪細胞におけるインスリン作用のメカニズムの解析について

筋肉細胞や脂肪細胞はインスリン刺激により糖取り込みを増やし、血糖値の維持に貢献します。これらの細胞内には4型糖輸送担体(GLUT4)を含む小胞があり、インスリン刺激で始まるシグナル伝達により、小胞が細胞表面に移動して細胞膜と融合し、GLUT4を細胞膜に挿入します。さらに細胞膜に挿入されたGLUT4はインスリン刺激により糖輸送活性を増加させます。これらの一連のイベントにより、筋肉細胞や脂肪細胞は糖取り込みを増加させます。糖尿病においてはGLUT4を介した糖取り込み増加が障害され、このことが血糖値上昇の原因の一つであるインスリン抵抗性に繋がることが知られています。インスリン刺激からGLUT4を介した糖取り込み増加に到るシグナル伝達にアクチン細胞骨格が関与することが報告されてきました。最近の私たちの研究で、アクチン細胞骨格を制御するミオシンⅡBGLUT4の細胞膜挿入に関わることを明らかにしました。現在私たちはそのメカニズムを明らかにすることを目指しています。